サ ー ド ・ ク ラ ス

t h i r d - c l a s s    

 
 

「ふるさと」発売記念 

はかまだ卓 × 篠田鉱平(イラストレーター)

 後半です

 

以下緑字の質問が篠田氏、黒字の返答がはかまだです

 

9.そのとき

・インド人が作ったみたいな曲ですね。インドではウケなさそうですが。  
   インドで受けないなんて言わないで!そこらへんのインド人がカセットテープに「ふるさと」をダビングして安く売っているよ。
・歌詞はどういう時に思いついたんですか。
   40代の絶望!そしてひらきなおり!

  

     

 

10.二人のニコル

・これはヤング100V時代の名曲ですね。歌詞に曲をつけたんだと思いますが、すぐに作れましたか?
   僕は曲は全部即興なんです。テープを回しておいて気に入ったのを使うんです。
シンセベースかっこいいです。
   後藤君ベーシストだから良かったです!

  

   

 

11.網走スケート少年団

・スキーは指導免許もってると伺ったんですが、スケートも得意なんですか。
   とにかく北海道の冬は地獄で楽しいことを探さなくてはいけないんです。スケートとかスキーをやって身体を温めるんです。真面目にやってましたよ。スピードスケートは過酷でしたね。(スキーはすいすい滑りますが指導免許は持っていませんよ)
・コーラスがやばいです。あと、歌詞を噛むのは新しいと思う。
   歌詞は即興だからカムんですよ。歌い直ししたら台無しになるから録り直しはしなかったんですよ。コーラスは黒人音楽を意識しましたよ。我ら!のアタックが大事です。

  

   

 

12.コインシャワー 

・これはいつ頃の思い出でしょう?
   20才くらいです。風呂が400円。コインシャワーが100円ですね。品川の安いアパートに1年半くらい住んでいた時の思い出です。家に大きいタライを買ってきてそれで水浴びみたいなシャワー風もやってました。

  

   

 

13.参観日

・歌のアレンジすごいですね。あらかじめ考えてから録音したのでしょうか?
   即興です。どんどん歌を重ねていきました。元々合唱を学生時代一生懸命やっていたのでそれを馬鹿馬鹿しくすればO.K.!
・歌詞はいつごろ書いたものですか?
   10代の後半かな?今封印しているその頃のアルバムに入っていた曲を録り直しました。

  

   

 

14.おもしろいこと

・これはインドよりもうちょっと東の方に来ましたね。
   最高だよ!誰にも受けなくても最高だ!この感じやってる人日本ではいないからそれだけで良しとする。
・ギターはどうやって弾いたんですか?
   ギターの弦をチューニング凄く下げて「ベンベン」みたいな感じで音程も合わせて。何がなんだかわからない感じにしました。

  

   

 

15.紅しょうがの天ぷら

・この後、また紅ショウガの天ぷらを食べる機会はありましたか?
   お客様が差し入れしてくれます。僕の好きな紅ショウガの天ぷらは大阪でしか食べれません。東京では難しいんですね。大阪のはパンチが凄い。
・そういえば、ハカマさんが「美味しかった」とか「好きな食べ物」の話をするのは珍しい気がしますね。
   僕はそういう話好きですよ。食べ物の話と寝る話は好きですよ。どんな夢見た?とか昨日何食べた?とか

  

   

 

16.うたうこと

・曲の話じゃなくて恐縮ですが、ここで出してくるこの曲順がすごくいいです。
   曲順狙ってなかったんだけど笑いました。いかれていると思っていなかった♪ってはじまって「バカだな」と思いました。
 

 
 
 
みなさんが気になったことを代弁できたか不安ですが、以上で質問を終わります。ありがとうございました。
もうかれこれ20年近く、ハカマさんのデモやらなんやらを聴かされ…じゃなかった、聴かさせていただいてますが、全然変わらないというか、ブレないというか、最初から完成されたハカマダというジャンルをやり続けているんだな、と改めて驚愕の念を抱きます。この音、この歌詞、このヴォーカルは、欲しているのにたどりつけていない人たちがまだまだ必ずいますので、その人たちのためにもサード・クラスともども続けていって欲しいと思います。10年後!?の次回作お待ちしています。
 

 

篠田鉱平 シノダコウヘイ
船橋ヘルスパワー・DEADCOPY・Q熱を経て、2002年頃からベースとしてサード・クラスに参加。2006年、脱退。現在は長野県にてイラストレーター・絵本作家として活動中。たまに演奏活動(マンドリン)もしてます! 
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